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姓名判断で結果がバラバラなときの理由|画数の数え方と3つの実例

ノートに名前の漢字を書き出し、画数を数えている手元

自分の名前を姓名判断で調べてみようと思い、画数を数えてサイトに入力したら、サイトによって「大吉」と「凶」で結果がまったく違っていた——そんな経験はないでしょうか。さらに別のサイトで旧字体に直して数え直すと、また違う数字が出てきて、「結局どれが本当なの」と余計に混乱してしまうこともあります。

筆者も同じ名前を3つの姓名判断サイトで調べてみたところ、見事に結果がバラバラでした。最初は「いい加減な占いなのかな」と疑いましたが、調べていくうちに、姓名判断には複数の流派があり、画数の数え方そのものに明確なルールの違いがあることが分かりました。この記事では、なぜ結果が分かれるのか、画数を数えるときに知っておきたいポイント、そして実際に3人の名前で試してみて見えてきた違いを、実例を交えて解説します。

姓名判断の結果がサイトごとに違う理由

姓名判断は、名前の画数を「天格・人格・地格・外格・総格」という5つの格に分けて、それぞれの吉凶やバランスを見る占いです。流派によって格の出し方や吉凶の判断基準が異なるため、同じ名前でも流派が違えば結果が変わるのは、ある意味当然のことです。代表的なものには、現在もっとも広く使われている熊崎式や、旧字体・正字(いわゆる康熙字典体)を基準にする流派などがあり、どれを採用しているかはサイトやアプリによってまちまちです。

新字体と旧字体で画数そのものが変わる

もうひとつ、結果を大きく左右する要因が、新字体で数えるか、旧字体(本来の字源に基づいた画数)で数えるかという違いです。たとえば「高」という字は新字体では10画ですが、はしごだかと呼ばれる「髙」は意味としては同じ字でも、分けて数える流派もあります。「澤」と「沢」、「廣」と「広」なども同様で、普段使っている字体のまま数えるか、戸籍に記載された本来の字体まで遡って数えるかで、総格の数字そのものが変わってしまうのです。

格ごとの意味を知らずに総格だけで判断してしまう

天格は家系・苗字そのものの運、人格は性格や内面、地格は若いころの運、外格は対人関係や社会との関わり、総格は一生を通じた運勢の土台というように、5つの格にはそれぞれ役割があります。多くのサイトは総格の吉凶だけを大きく表示するため、「総格が凶だった=名前全体が悪い」と早合点しやすいのですが、実際には人格や外格が良ければ十分に補える、という見方もできます。どの格を重視するかによっても、同じ画数の受け取り方は変わってきます。

ノートに名前の漢字を書き出し、画数を数えている手元実際に3人の名前で試してみた結果

例1:友人(たかはしさん・仮名)新字体と旧字体で吉凶が入れ替わった

新字体の「高橋」で数えると総格23画で「大吉」と出ました。ところが、「高」を旧字体の「髙」に替えて数え直すと24画になり、同じサイトの判定表では「吉凶相半ば」の数字に変わってしまいました。本人は長年「高」をはしごだかで書く家系だと聞かされていたそうで、「普段の字体と戸籍の字体、どちらを信じればいいのか分からなくなった」と話していました。この例からも分かるように、結果だけを見る前に、自分がどちらの字体で数えているかを意識する必要があります。

例2:筆者自身 流派によって総格と人格の評価が割れた例

自分の名前を複数の姓名判断サイトで試したところ、ある流派では総格が「大吉」、別の流派(天格と人格の重みづけが異なるタイプ)では「社会運は普通、ただし対人関係は良好」という、ニュアンスの違う結果になりました。数字の吉凶そのものより、「どの格に注目して書かれた鑑定文なのか」を読み分けることが大切だと気づいた例です。結果を一つに絞り込もうとするより、複数の見方を参考程度に重ねていく方が、かえって納得感がありました。

例3:友人(さいとうさん・仮名)戸籍上の字体で結果が大きく変わった

「斎藤」という名字には「斎」「齋」「斉」など複数の表記があります。この友人は普段「斎藤」と書いていましたが、戸籍上は旧字体の「齋藤」でした。新字体で数えたときと、戸籍の「齋」で数え直したときとでは、外格の画数が変わり、対人運の解釈がまったく違うものになりました。「読み方も意味も同じなのに、字体ひとつでこんなに変わるとは思わなかった」と驚いていたのが印象的です。本来の姓名判断は戸籍上の字体を基準にする考え方が主流なので、画数にこだわるなら一度戸籍を確認してみる価値があります。

結果に振り回されないための3つのポイント

  1. 比較するときは「新字体」か「旧字体」か、どちらで数えているかを必ず確認する
  2. 総格だけで一喜一憂せず、天格・人格・地格・外格それぞれの意味を調べてから受け取る
  3. 字体にこだわるなら、戸籍謄本に記載された字体を基準にする

自分の名前の画数を調べる実践ステップ

  1. 姓と名を分けて紙に書き出す
  2. 自分が普段使っている字体と、戸籍上の字体が同じかどうか確認する
  3. まずは熊崎式など、流派をひとつ決めて計算してみる
  4. 天格・人格・地格・外格・総格、それぞれが何を表す数字なのか調べてから結果を読む
  5. 一度で結論を出さず、しばらく時間をおいてから読み返してみる

姓名判断は、画数という客観的な数字を使う占いだからこそ「正解はひとつのはず」と思い込みがちです。けれど実際には、流派や字体の選び方によって見える景色が変わる、意外と奥の深い占いです。数字の吉凶に振り回されるのではなく、「なぜその数字が出たのか」という理由まで含めて眺めてみると、名前という身近なものを新しい視点で捉え直すきっかけになるはずです。

画数の数え方や流派による違いを知ったうえで、数字そのものの意味をもっと深く知りたくなった方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

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